周辺観光ご案内


久能山東照宮
久能山東照宮

静岡の聖地と言われる久能山、徳川家康公をお祀りする最初の神社です。徳川家康公を東照大神として祀る東照宮の歴史は、ここ静岡の地から始まりました。戦国時代を制して江戸幕府の初代征夷大将軍に就き平和な世を築いた徳川家康公は、晩年を静岡で過ごし遺命として久能山に眠ることを家臣に託しました。境内には2000点を超える文化財管や徳川歴代将軍の武器武具・軍陣の道具を保管した博物館があります。久能山には14棟の文化財建造物が所在していますが、約400年の時を超えても建築物は創建当初とほぼ変わらず、全てが国宝・重要文化財の指定を受けています。日本平ロープウェイもしくは、1159段の石段を登って行くことが出来ます。久能山から見渡す駿河湾の風光明媚な景観は、静岡を代表する絶景の一つです。

当館から車で約12分。

→公式サイトはこちらになります。

三保の松原
三保の松原

日本を代表する景勝地で、日本初の名勝に指定されました。また、ユネスコの世界文化遺産に登録された「富士山」の構成資産の一つということもあり、世界中から注目される景勝地です。その美しさから日本新三景の一つ、また日本三大松原の一つとなっています。

江戸時代、多数の浮世絵に描かれた他、日本最古の和歌集である「万葉集」や、多くの和歌の題材となり、謡曲『羽衣』の舞台にもなっていることから、その美しい景色は古くから人々を魅了してきたことが伺えます。羽衣伝説の舞台でもあり、浜には天女が舞い降りて羽衣をかけたとされる「羽衣の松」があり、付近の御稲神社(みほじんじゃ)には羽衣の切れ端といわれるものが保存されています。

総延長7km、3万699本の立派な松林が生い茂る海浜と、駿河湾挟んで望む富士山や伊豆半島の美しい眺めで有名です。青い海と白い砂浜に、緑の松が見事に融合し、絶妙なコントラストをなしています。

当館から車で約20分。

→公式サイトはこちらになります。

登呂遺跡
登呂遺跡

約2000年前の古代弥生時代の遺跡として教科書にも載っている全国的に有名な遺跡です。国の特別史跡に指定されており、竪穴式住居・倉庫・水田跡を間近に見ることで、日本の先祖がどのように農耕民族として暮らしていかを詳しく知ることができます。

1943年、軍需工業用地として埋立工事中、弥生時代後期のものと思われる丸木舟・住居跡・水田跡などを発見されました。戦後になってから本格的な調査が始められ、調査の結果、住居跡12、倉庫跡2、約1万2,000の水田跡の存在が明らかにされ、多数の土器・木器類が見つりました。現在、登呂遺跡は国の特別史跡に指定され、住居や倉庫が復元され、史跡公園となっています。また775点の出土品は重要文化財となっております。登呂遺跡内にある登呂博物館には、縄文時代から弥生時代を経て近代に至るまでの農業や生活の移りかわりを伝える資料や、体験型の展示がされています。

当館から車で約6分。

→公式サイトはこちらになります。

駿府城
駿府城公園

江戸幕府を築き、天下人となった徳川家康公は、将軍職を息子の秀忠公に譲ると、1607 年に駿府城を修築して移り住み、大御所として幕府の実権を握りました。大御所政治の舞台となった駿府城は、戦の要塞だった戦国時代の城とは異なり、諸国の要人や海外からの使節を迎える迎賓館のような存在だったそうです。

家康公によって整備された駿府城下町は全国に先がけた都市計画モデルとなり、東海道一の大都市となりました。天下普請によって大修築され、城郭史上最大の天守台が築かれました。天守は家康により3度建てられましたが、城下の火災が延焼して焼失しました。現在、二の丸と本丸が「駿府城公園」として整備されており、石垣や堀を見ることができます。また巽櫓と東御門、坤櫓が復元されて資料館として公開されています。

駿府城公園内の紅葉山庭園では、歴史的背景を活かして大名庭園を思わせるような様々な表情を味わうことができます。春は桜、夏は紫陽花、秋は紅葉、冬は椿など四季折々の花々を眺めながら駿河の国の名勝を織り込んだ4つの庭を中心に、歴史に彩られた家康公ゆかりの地を楽しむことが出来ます。家康公が愛したまち駿府。そこで築かれた平和時代の礎は、今も市内各所に残っています。

当館から車で15分。

→公式サイトはこちらになります。

日本平動物園
日本平動物園

有度山の麓の自然を生かして約180種700点(匹、頭、羽)の動物を飼育しています。シロサイ、ホッキョクグマなどの大型動物のほか、オオアリクイ、アムールヤマネコなど珍しい動物もいます。また、小動物とふれあうことのできる子ども動物園、静岡市を一望できる素晴らしい眺望とふわふわドームで楽しめる展望広場もあります。以前、直立することが話題になった、レッサーパンダの「風太」の生まれた動物園としても知られています。動物の中では特にシロクマのロッシーが人気です。

創園40年に伴い2013年のリニューアルで新しくなり、動物の自然な姿をより近く見れるようになりました。動物個体の生息環境を再現した「オランウータン館」「草食獣舎」があります。いきもののように森の中をめぐって遊んだり、飼育員の仕事場を再現しながら学習できる「ふしぎな森の城」など、魅力的な施設ばかりです。

当館から車で約12分。

→公式サイトはこちらになります。

石垣いちご
石垣いちご

温室の無い明治時代、25年以上にも及ぶ地道な観察と研究の末、冬にもかかわらず石の輻射熱で苺を栽培することが出来ました。久能の石垣いちごは、日本の観光いちご狩りの発祥地でもあります。甘く香りのある実をつけることを実証した南面した土地に石垣やコンクリート垣を積んでその間に苗を植えつけ、太陽の輻射熱を利用して行う促成栽培法を石垣作りと呼びますが、石垣イチゴはこの石垣作りによって栽培したイチゴです。久能いちごで知られる「章姫」(あきひめ)は、糖度が高く、酸味が少ない、粒が大きいという特徴があります。

駿河湾に臨む久能山では、山腹の南斜面で栽培されており、カマボコ型のビニールハウスが幾段にも延々と連なります。11月下旬に収穫が始まり、久能山近くでは、40近くの石垣いちご専門のお店が連なります。

当館から車で約8分。

→公式サイトはこちらになります。

静岡市立芹沢銈介美術館
芹沢銈介美術館

日本の染色界の重鎮、人間国宝の芹沢銈介(せりざわけいすけ・1895~1984)より、郷里の静岡市に作品とコレクションが寄贈されています。現在、作品約800点と約4500点の膨大なコレクションが収蔵され、季節ごとに展示が行われています。着物、屏風、のれん、帯地、間仕切といった染色作品の代表作が展示されており、芹沢銈介の壮大な創作世界をご体感いただくとともに、今も人の心を楽しませ続ける、芹沢作品の魅力を十分に味わえる場所です。

また、美術館建築も特筆に値し、弥生時代の遺跡として名高い登呂公園の一隅に位置し、その遺跡の雰囲気に自然に融け込むように、石、木、水という天然素材を選んで構成されたこの建物は、建築家白井晟一の個性が遺憾なく発揮されています。鑑賞の場にふさわしい、ゆったりとした空間を演出しています。

当館から車で約6分。

→公式サイトはこちらになります。